ORA-600エラーが発生するオラクルを正常に復旧しました。

障害メディア情報

データベースの種類
ORACLE
オペレーティングシステム
Windows
データベースのバージョン
11.2.0.3
DB容量
27GB
障害内容
毎日定期バックアップを取得している状態でサーバーに障害が発生したため、エラーの発生したディスクを交換しましたが、ORACLEが起動できない状態に。
仕方がなくOSとORACLEを新規インストールし定期バックアップしてあったdmpファイルをインポートしてみたところ、正常にインポートできず、お手上げの状態。
現在は半年前の読込めたバックアップを一時的に使用している。交換したディスクはメーカーが持ち帰ってしまったため、手元にない。

復旧作業内容

作業所要時間
3日
復旧希望データ
ORACLEデータベース
復旧率
オープン成功
障害箇所
ORACLE DB ファイル損傷
作業内容と復旧結果
分析の結果、ディスクに障害が発生している状態で取得したdmpファイルだったため、正常にエクスポートされていない状態(途中で切れてしまっている)であることを確認しました。
障害ディスクから取得したdbfの実ファイルを元にORACLEを復旧、正常インポートを確認後、お客様環境に合わせてFull dmp export にて納品しました。

エンジニアからの一言

エンジニア
サーバーがRAIDボリュームを使用していた場合や、サービス自体が正常に提供されている場合でも、ディスクにエラーが発生しているケースがあります。
定期的なバックアップの設定はよかったのですが、ディスクにエラーが発生していると正常にバックアップが取得できない場合があります。
バックアップの取得の確認はもちろん、定期的にバックアップしたデータがリストアできるかを確認することが重要です。

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