HDD復旧初期診断・Disk簡易診断サービスのご案内
LIVEDATAが提供する無料のHDD復旧初期診断サービスは、お客様がデータ復旧サービスを正式にご依頼されるか否かを判断するための材料を提供する、正式依頼前のキャンセル可能な診断サービスです。
具体的には、お客様の記録媒体の状態をできるだけ悪化しないように分析・確認を行い、以下3点に対してご報告致します。
- 1.障害メディアの状態
- ・専門の復旧設備によるディスク認識の可否
・電源投入時に発生する異音および音の確認
・ドライブ情報の確認
・ヘッド/プラッタのリードテスト
- 2.見積もり費用(確定)
- ・HDDの状態にあわせた復旧費用をご案内
・確定のため、今後費用はあがりません
・希望データが復旧できた時だけ支払い
・希望データは正式依頼前に提示が必要
- 3.データ復旧までの期間
- ・平均2営業日以内のスピード復旧
・弊社通常対応が、他社緊急と同レベル
・緊急時には24時間対応も可能
・データ保存、郵送時間は含みません
データ復旧できるかは教えてもらえないの!?と、このページをみた半数以上の方は思われるのではないでしょうか。
残念ですが、弊社では復旧の可否に関して初期診断ではお答えしていません(正しくはお答えできない)。
理由として、データが復旧できるかどうかを確認するためには、
- お客様のディスクに負荷をかけてスキャンしたり
- HDDを分解して部品を交換したり
- 損傷したファイルシステムを分析したり
- 抽出されたデータが開けるかチェックしたり
と、お客様のディスクに色々と手を加えて作業を行う必要があるのですが、これらは二度と復旧できなくなる可能性を含む、データ復旧の実作業になります。
そのため、LIVEDATAではできる限りディスクの状態が変化しない工程までの診断を行い、障害内容から見積もりを確定し、診断結果をご報告しています。
- 通電チェック
- モデル情報確認
- リードテスト
- 認識できない
- → 2. 物理的処置へ
- 認識できる
- → 3. 論理的処置へ
- 損傷部品の交換
- パラメータの修正
- イメージの取得
- データ分析
- データ抽出
- データチェック
- データリスト作成
- データコピー
- 納品
初期診断の結果報告としてデータリストを提供する会社もありますが、リストを提供された時点で、すでにハードディスクに対するデータ復旧作業は完了している状態です。 復旧できるデータが少なかった、費用が高かった、時間がかかる等の理由でキャンセルしても費用はかかりませんが、 貴重な時間は返ってきませんし、戻ってくるディスクは実作業により、依頼時よりもかなり悪い状態で返ってきますので、再作業ができないケースがほとんどです。
データ復旧はワンチャンスであり、初期診断は無料でもノーリスクではないことを理解したうえで、 初期診断に何を求めるのか、何をしてくれる会社に依頼するのか?慎重に検討した上で判断してください。
初期診断依頼に関する、後悔しない会社選びについては、以下のコラムを参考にしてみてください。
LIVEDATAが行うHDD復旧初期診断の特徴
- 診断が早くて正確
- HDDをはじめDiskの簡易診断は約30分程度、全ての障害に対応できる技術と設備、経験から、精度の高い結果を短時間でお伝えします。
- HDDを悪化させない
- 復旧作業と同じ専門の機器・環境を準備してから診断スタート。 異音がすれば2秒で電源OFF、電源投入時間を短くして状態の悪化を防ぎます。
- 正直すぎる診断結果の報告
- HDDの復旧診断結果、状態がよければ外付けケースの入れ替えやデータ復旧ソフトを使うことでお客様ご自身でも復旧できる可能性をお伝えしています。
データ復旧会社は怪しい?
ボッタクリ?と思ったら
実際の初期診断や復旧作業はセキュリティルームの中(外部委託の場合は別会社)で行われるため、どんな設備で、誰が、何をしているのか?を確認できないことや、お客様の想定よりも費用が高額であること、会社ごとに費用の差がありすぎることなどから、怪しい、ボッ
タクリでは?と言われることもあります。これらはお客様の感覚と、復旧会社の実態との
ズレが大きい側面と、悪い条件や復旧不可時のリスクなどを十分に説明せずに契約する
一部の会社によるものと考えています。問い合わせの時は、「復旧できますか?」と
一緒に「リスクを教えてください」と伝えてみてください。一言そえることで、そ
の会社の姿勢や方針もわかると思います。
密着!LIVEDATAのHDD復旧初期診断
1LIVEDATAに到着
新秋葉原ビル2Fは弊社のみです。エレベーターで2Fまで上がっていただき、降りてすぐの受付の電話で担当者を呼び出してください。その後、個別のブースにご案内致します。
現在は新型感染症対策として、マスクの着用、受付で手指の消毒と検温にご協力をお願いいたします。
個別ブースにはパーティションがあり、飛沫感染を防止します。また、弊社従業員は全員マスク着用、アルコール消毒、一日二回の検温を実施しておりますのでご安心ください。
2初期診断の申し込みと障害メディアの確認
初期診断のお申し込み書類をご記入いただきます。 お客様からお預かりする際、一緒に外観をチェックします。他社診断後では、ネジがない、ディスクが分解されているなどを確認します。 ディスクのモデルとシリアルを記入、お客様と一緒に確認することでディスクの入れ違い(データ漏えい)を防ぎます。 ※初期診断時にご記入いただくお申込書はこちら
3復旧設備による通電チェック
初期診断は、クリーンブースや復旧専用設備のあるセキュリティルーム内で行われます。 診断に関するラベルを貼り付け、初期診断シートをもとに、エンジニアが障害ディスクをチェックします。復旧専用の設備に障害ディスクを接続して、電源オン! メディア面を傷つけるような異音がすれば、すぐに電源を切ります。 診断時はデータクローン用の退避先HDDを常にスタンバイしており 、診断結果を報告後、復旧作業をご依頼いただければ10秒後には復旧作業を開始できます。
4ドライブ情報の確認
ハードディスクドライブには、実データが入る領域の他にディスク自体の情報を保存している領域があり、その領域がなにかしらの損傷によって読み込めなくなると、ディスク自体が認識できなくなります。わかりやすく言えば、ディスクのモデルやシリアル、ファームウェアなどもこれにあたり、通常はアクセス不可能な工場設定の情報を専用の設備で確認します。
5ハードディスクの読み込みチェック(物理的チェック)
HDDが専用設備レベルで認識できれば、リードテストを行い、エラーの発生頻度や部位の特定(可能な場合)を行っていきます。エラーが定期的に発生する場合は特定のプラッタ面やヘッドの損傷、固まって検出されたりバラバラと検出される場合はメディア損傷など、障害の内容や発生頻度などから故障部位を特定していき、HDDの物理復旧に必要な内容を確認します。
6データコードの分析(論理的チェック)
読み込み可能なHDDのデータ領域を簡易的に分析、以下項目の確認を行い、論理領域の損傷具合と復旧の可能性を診断します。
・ファイルシステム(NTFS、exFAT、HFS+、APFS、ext2/3/4、XFS、btrfs、VMなど)の確認
・フォルダ構造およびデータ配列の損傷具合の確認
・RAIDおよびボリューム構成(RAID0、RAID1、RAID5、RAID6、仮想ディスク、シンプロビジョニングなど))の確認
・暗号化(Bitlocker、Apple CoreStorage、FileVault、Endpoint Encryption、秘文、Safebootなど)の確認
・データコードや痕跡からデータ量の確認
7交換部品の互換性とドナーパーツの在庫確認
物理障害が確認された場合、部品交換に必要なドナーパーツの在庫を確認します。ハードディスクの同じモデルまたは互換性のあるモデルが必要となり、ヘッド、基板、ファームウェアなどを利用してお客様のディスクを復旧します。複数必要になる場合もありますので、在庫が少ない場合は取寄せ手配の日程も確認します。
8診断結果のご報告
これらの診断をわずか10分〜20分程度で終え、お客様に診断結果を報告します。
・ディスクの状態 ・復旧作業の内容(ヘッドクラッシュによる部品交換など)
・作業日数の予定(状態により変更あり)
・復旧費用(確定費用となり、その後は高くなりません)
障害状況、費用、納期から、作業をご依頼されるのか、検討または依頼せずに持ち帰るのかをご判断いただきます。 ご依頼をいただければ、そのまますぐに復旧作業にとりかかります。通常依頼であっても平均的な復旧日数は1〜3営業日程度です。もちろん緊急のご依頼も承ります。 キャンセルされる場合は、すぐにディスクを返却できます。お客様のご迷惑となるような営業や交渉は行いませんのでご安心ください。
HDD復旧初期診断を希望されるお客様へ
LIVEDATAに初期診断を依頼してみようかな!と思われた方、まずはお電話またはメールでご相談ください。
障害メディアのスペックや症状などをおうかがいできれば、お電話メールでも概算のお見積りをご案内することができます。また、熟練の担当者が電話の対応をしますので、最低5,000円〜などの持ち込ませるためのありえない金額設定や、10万程度と案内した概算見積もりが、持ち込んだら倍以上になった等のご心配は一切ありませんのでご安心ください。
概算見積もりがお客様のご期待にそえない場合、持ち込みの時間や交通費、郵送の準備や送料を節約できます。
ただし、正確なお見積りは実際の障害メディアを診断しなければご案内できない場合もございますので、お持込・郵送が必要かどうかも含めて、ご相談いただけますようお願い致します。
他社診断に依頼してこんな診断と費用だったんですが、御社ではどうですか?のようなセカンドオピニオンも大歓迎です。
フリーダイヤルをご用意しておりますので、是非ご相談ください。