外付けSSDへのデータ移行がうまくいかないと、焦りや不安を感じることもあるでしょう。
接続不良や容量不足、フォーマットの違いなど、原因はさまざまです。
本記事では、データ移行時に起こりがちなトラブルとその解決策を、データ復旧業者の視点から分かりやすく解説します。
接続確認や設定の見直しなど、7つの対処法を具体的にご紹介。
データを安全に守るためのNG行動についても触れていますので、ぜひ参考にしてください。
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外付けSSDにデータ移行できないときの対処法7選
バックアップや整理を目的として、データを外付けSSDに移す方法は一般的です。
しかし移行時にエラーが発生して、完了しないケースもあります。
そのときは以下の7つの対処法を試してください。
- 接続を確認
- 空き容量を確認
- 書き込みを許可
- フォーマット
- デバイスドライバーの更新
- エラーチェック
- データ復旧業者へ依頼
それぞれの方法を具体的に解説します。
対処法①:接続を確認する
パソコンと外付けSSDは正しく繋がっていますか。
接続不良で、外付けSSDを認識できなかったりデータを書き込めなかったりするケースは、珍しくありません。
- ケーブルは奥まで挿し込む
- 他のUSBポートを試す
- 別のパソコンに繋ぐ
うまく接続できていなかった場合は、このような方法で外付けSSDにデータ移行が可能になります。
対処法②:空き容量を確認する
移行したいデータが空き容量を上回っていませんか。
外付けSSDの空き容量が足りずに、データ移行できない可能性があります。
移行したいデータと、移行先の空き容量、どちらも確認してください。
対処法③:書き込みを許可する
外付けSSDは書き込みや読み取りを許可・拒否できます。
使用する外付けSSDは書き込みが許可されていますか。
1.外付けSSDのアイコンを右クリック
2.プロパティをクリック
3.セキュリティタブを開く
4.アクセス許可より書き込みが許可にチェックが入っていることを確認
以上の手順で、書き込み許可状態を確認できます。
対処法④:フォーマットする
外付けSSDの不具合は、フォーマットにより解決することがあります。
フォーマットは初期化を意味するため、外付けSSDは初期状態へ戻ります。
SSD内に重要なデータが入っているときは、フォーマット前にバックアップが必要です。
バックアップ後にフォーマットしてください。
対処法⑤:デバイスドライバーを更新する
外付けSSDを読み書きするには、デバイスドライバーが必要です。
デバイスドライバーを更新すると、不具合がなくなりデータ移行できる可能性があります。
デバイスドライバーは以下の手順で更新できます。
1.スタートボタンを右クリックし「デバイスマネージャー」を選択
2.デバイスマネージャー内から該当HDDを右クリックし「プロパティ」を選択
3.「設定の変更」をクリック
※管理者権限を求められた場合はパスワードを入力します
4.「ドライバー」タブから「ドライバーの更新」をクリック
5.「ドライバーを自動的に検索」をクリック
6.以降画面の指示に従って、ドライバーを更新
対処法⑥:エラーチェックする
外付けSSDのエラーを修復する方法です。
Windows標準機能である、エラーチェックツールの手順を紹介します。
1.該当のHDDを右クリック
2.「プロパティ」をクリック
3.ツールタブを選択
4.エラーチェックの「チェック」をクリック
※管理者権限のパスワードを求められた場合は入力する
5.「ドライブのスキャン」をクリックしてエラーチェック
対処法⑦:データ復旧業者に依頼する
どの対処法を試しても、外付けSSDが不具合を起こしている場合は、故障が疑われます。
外付けSSDが故障しているのであれば、データ復旧業者に依頼しましょう。
故障した外付けSSDから、データを取り出してくれます。
LIVEDATAはデータ復旧業者として、さまざまな外付けSSDを取り扱ってきました。
あなたの外付けSSDからデータを復旧させられるかもしれません。
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外付けSSDにデータ移行できないときのNG行動
外付けSSDにデータ移行できない場合、焦ってしまうこともあるでしょう。
そのようなときに避けるべきNG行動を3つ解説します。
- 頻繁な再起動や通電を続ける
- 叩く・分解する
- データ復元ソフトの利用
NG行動①:再起動を繰り返したり通電し続けたりする
パソコンの挙動がおかしいとき、再起動で解決することもあります。
そのため、外付けSSDにデータが移行できないから、と再起動を繰り返してしまう人もいます。
また何とかして移行させようと、ずっと通電し続ける場合もあるでしょう。
これらの行動は外付けSSDに負荷をかけます。
何らかのデータが上書きされるリスクもあります。
何度も再起動したり、ずっと通電し続ける行為は止めましょう。
NG行動②:叩いたり分解したりする
外付けSSDがおかしくても、叩いてはいけません。
中を確認しようと分解してもダメです。
叩いたり分解したりしても、外付けSSDの正常化にはつながりません。
データを移行させたいなら、対処法を試しましょう。
NG行動③:データ復元ソフトを使う
「なんかおかしいけど、データ復元ソフトで治るらしい」
このような安易な考えで、データ復元ソフトを使うのはNGです。
- データ復元ソフトは有効な状況が決まっている
- インストール先を間違えるとデータが消える恐れがある
- サポートや操作方法が充実していないソフトもある
外付けSSDにデータ移行ができないなら、先述した対処法を試してください。
外付けSSDのデータ移行に関するよくある質問
外付けSSDのデータ移行時に、以下のような疑問を抱く人は多くいます。
- SSDが認識されない原因は?
- データ復旧を業者に依頼するならどう選ぶ?
- SSDはどのくらい使える?
それぞれのアンサーを知り、データ移行に対する疑問を解決しましょう。
Q1:USB接続のSSDが認識されない原因は?
パソコンにUSBケーブルで接続するタイプのSSD。
接続方法に関係なく、認識しない原因は大きく分けて以下の3つです。
- 接続不良
- SSDの故障
- パソコンの設定不良
こちらの記事を参考にしてください。
参考:Windows10/11で認識しないHDDの簡単な対処法5選!
Q2:SSDのデータ復旧を業者に依頼するときのポイントは?
以下の5点を意識して、データ復旧業者を選定します。
- 完全成果報酬型
- 無料の初期診断と見積もり
- 作業スピードの速さ
- 技術力の高さと実績
- セキュリティ対策
詳しくは以下の記事にて説明しています。
参考:SSDのデータ復旧は業者に依頼できる?おすすめ業者とよくある質問
Q3:外付けSSDの寿命は?
外付けSSDは5~10年の寿命といわれています。
しかし以下の要因によって、この期間は左右されます。
- 読み書き回数
- 空き容量
- 使用環境
突然故障する可能性もあります。
定期的にバックアップすると、いざというとき安心です。
まとめ:外付けSSDにデータ移行できないときは対処法を試してください
パソコンから外付けSSDにデータ移行できないときは、7つの対処法を試してください。
- 接続を確認
- 空き容量を確認
- 書き込みを許可
- フォーマット
- デバイスドライバーの更新
- エラーチェック
- データ復旧業者へ依頼
1つ1つ落ち着いて確認すると、データ移行できない原因が解決するでしょう。
外付けSSDの故障が疑われて、中のデータを取り出したい場合は、LIVEDATAにご相談ください。
さまざまな状況のSSDからデータを復旧させてきたので、お力になれるかもしれません。
相談やお見積もりは無料で承りますので、以下リンクよりご依頼ください。
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