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HDD(ハードディスク)から異音がして認識しない場合の復旧方法

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HDD(ハードディスク)から異音がして認識しない場合の復旧方法

HDD(ハードディスク)から異音がする上に認識しない…
HDDを認識しないだけでも焦るのに、さらに異音がすると対処に迷いますよね。
「せめてデータだけでも復旧したい…」そう思っていませんか。

我々、データ復旧専門のLIVEDATAの元にも「異音がする」という問い合わせがあります。
この記事では、

  • 異音がして認識しない原因
  • 異音が発生し認識しないときの注意点
  • 異音がして認識しない場合の復旧方法

をご紹介しています。

HDDから異音がして認識しないのであれば、まずはこの記事を読んで復旧方法を知りましょう。

明確な見積もりを提示します!

HDDに異音が生じて認識しない原因

HDD(ハードディスク)に異音が生じて認識しない原因は大きく分けて2つあります。

  • 外部からの衝撃や落雷・水没・経年劣化による物理障害
  • 不良セクタやファームウェアの破損

それぞれ詳しく説明します。

外部からの衝撃や落雷・水没・経年劣化による物理障害

HDD(ハードディスク)に異音が生じて認識しない原因の1つ目が物理障害です。

  • HDDを落とした
  • 落雷時に通電していたことによりショートした
  • コーヒーなど水分がかかって水没した
  • 経年劣化

これらはHDD(ハードディスク)に異音が生じて認識しない原因になります。
HDDを読み取るための磁気ヘッドが上記の理由で故障してしまうからです。

故障した磁気ヘッドがデータを読み込めず、ヘッドのアームがストッパーに当たり「カチカチ」と異音がします。
またそれに加えて「シャー」のような擦れる音がする場合は、磁気ヘッドとプラッタ(HDD内の記憶する面)が接触してしまっています。

これらの異音は物理的にHDDが壊れてしまったことによるものです。
通電(電源を入れること)し続けると復旧作業が困難になるので、電源を切ってください。

復旧作業が必要な時は、LIVEDATAにお任せを!

不良セクタやファームウェアの破損

HDD(ハードディスク)が物理的に故障していなくても、異音がして認識しないことがあります。
不良セクタやファームウェアの破損です。

不良セクタとはHDDの読み書きができない箇所を言います。
この不良セクタがHDD内に増えることで、磁気ヘッドがデータを読み込むために同じ箇所を何度も往復してしまいます。
結果としてヘッドのアームがストッパーに当たり「カチカチ」という異音が発生するのです。

またファームウェアの破損も異音の原因になります。
ファームウェアとは、HDDのパーツをコントロールするプログラムのことです。
ファームウェアが破損すると、磁気ヘッドが正常に動かなくなり異音が発生するのです。

これらの異音も1つ目の物理障害と同じく、通電し続けるのはNG。
電源を切りましょう。

HDDの異音が発生し認識しないとき注意すること5点

HDD(ハードディスク)から異音がして認識しないのであれば、下記の5点は行わないでください。

  • 電源をいれたままにする
  • 電源のON/OFFを繰り返す
  • 初期化やフォーマット
  • HDDを叩く
  • HDDを分解する

1点ずつ詳しく解説します。

注意点①:電源を入れたままにして通電し続けない

HDD(ハードディスク)から異音がして認識しないとき、電源をいれたままにして通電し続けないでください。
なぜならば通電し続けることでHDDを読み取るための磁気ヘッドが動き、データを保存しているプラッタに接触し傷つけてしまう可能性があるからです。

プラッタに傷がついてしまうと、HDDの復旧は困難になります。
自分でデータを取り出したい気持ちは分かりますが、異音がする場合は電源を速やかに切ってください。

注意点②:電源のON/OFFや再起動を繰り返さない

HDDから異音がして認識しないとき、電源のON/OFFや再起動を繰り返すことも行ってはいけません。
電源のON/OFFや再起動は、HDDに大きな負担がかかるからです。

注意点①と同じく、症状がさらに悪化してしまう可能性があります。
そのため電源のON/OFFや再起動を繰り返さないでください。

注意点③:初期化・フォーマットは行わない

HDDに不具合があるとパソコンの画面に「フォーマットをしてください」のようなメッセージが出ることがあります。
異音がしている場合、このフォーマットは行わないでください。
フォーマットをするとHDD内のデータはすべて消えてしまうからです。

もしデータが不要だったとしても、フォーマットで異音が直る可能性は非常に低いです。
フォーマットするために通電し続けることで、注意点①で述べたようにプラッタに傷がつくこともあります。
HDDから異音がしても初期化やフォーマットは行わないでください。

注意点④:HDDを叩いたり振ったりしない

HDDから異音がする場合、本体を叩いたり振ったりしないでください。
異音がしなかったとしても、HDDを叩いたり振ったりするのはNGです。
なぜならばHDDは衝撃に弱く、衝撃を受けると壊れることがあるからです。

HDDを叩いたり振ったりするとますます壊れてしまいますので、絶対に行わないでください。

注意点⑤:HDDを分解しない

HDDから異音がして認識しない場合、自分で分解しないでください。
注意点④と同じく、異音がなく正常だったとしても、分解するのはNGです。
なぜならばHDDは小さな埃が付着するだけでも壊れることがあるからです。

例えば我々のような専門業者は必ずクリーンルームでHDDを分解しています。
一般家庭で分解した場合は、空気中の埃などが付着してしまう可能性があります。
他にも触れてはいけない部分に触れて汚してしまう、パーツを元に戻せなくなる、など知識がないまま分解することは危険です。
HDDは絶対に分解しないでください。

HDDから異音がして認識しない場合の復旧方法

HDD(ハードディスク)から異音がして認識しない場合の復旧方法は2つあります。

  • メーカーや購入店など修理業者に相談
  • データ復旧の業者へ相談

それぞれ詳しく説明します。

メーカーや購入店など修理業者に相談(データの取り出し不可能)

HDDから異音がして認識しない場合、メーカーや購入店に相談する方法があります。
ただしメーカーや購入店での修理はデータの取り出しが不可能な場合が多いです。
不具合のあるパーツを交換して修理し、再度使える状態にするのが目的だからです。

そのため、HDDは初期化されて、データは消えてしまうでしょう。
もしもHDD内のデータが必要であれば、次に説明するデータ復旧の業者へ相談することを検討してください。

データ復旧の業者へ相談

HDDから異音がして認識しない場合、データを取り出したければ、データ復旧の業者へ相談してください。
メーカー修理では、データの保証は行っておらず初期化する場合がほとんどだからです。

我々、データ復旧の専門LIVEDATAでも、データ復旧のご相談は受け付けています。
お見積もりやご相談は無料です。

初期診断・お見積りいつでも0円

LIVEDATAのHDD復旧作業として、異音がするHDDの復旧方法をご紹介しています。
おおよその復旧費用もご紹介しているので、あわせてご覧ください。

まとめ:HDDから異音がして認識しないなら復旧業者へ

HDDから異音がして認識しない原因とその時の注意点、そして復旧方法をご紹介しました。
大事なデータで取り出しが必要であれば、データ復旧の業者へ相談しましょう。

データ復旧はぜひLIVEDATAにご相談を。
復旧費用に納得いただけるよう、費用を明確に説明しています。
復旧できなければ無料でご返却いたします。

異音がする場合に通電し続けると、データの復旧が困難です。
お早い段階でのご相談をお待ちしております。

HDDからの異音であればお任せください!

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