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HDDの故障?「スキャンして修復してください」のメッセージの解決法

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HDDの故障?「スキャンして修復してください」のメッセージの解決法

「今すぐドライブをスキャンして修復してください」
このメッセージが出てくると、HDD(ハードディスク)の故障ではないかと心配になりますよね。
スキャンして修復の必要性が出た場合、バックアップを取ってから、HDDをスキャンして修復すれば大丈夫です。
HDDをスキャンして修復すべき理由は様々で、必ずしもHDDの故障とは限らないのです。

この記事では、HDDをスキャンして修復する方法をお伝えするほかに、データ復旧の専門業者だからこそ分かる「スキャンして修復してください」のメッセージが表示される原因も解説します。
大事なHDDのデータを無くさずに使うためにも、「スキャンして修復」を正しく行いましょう。

HDDのデータを復旧したいなら

HDDをスキャンして修復する方法2選

HDDをスキャンして修復する方法は2つあります。

  • プロパティからエラーチェックを行う
  • コマンドプロンプトからエラーの修復を行う

ただし、この修復作業を行う前に、必要なデータはバックアップを取っておくと安心です。
もしもこの時点でHDDから異音がする場合は、バックアップを取るのをやめてください。
HDDから異音がして認識しない場合の復旧方法の記事内で、異音がする場合にやってはいけないことを解説しているのであわせてご覧ください。

それではスキャンして修復する方法を詳しく解説します。

修復方法①:プロパティからエラーチェックを行う

スキャンして修復する方法として、プロパティからエラーチェックを行う方法があります。
こちらはPC作業が苦手な方でも簡単に行えるのでおすすめです。

①該当のHDDを右クリック
②「プロパティ」をクリック

プロパティ

③ツールタブを選択
④エラーチェックの「チェック」をクリック
※管理者権限のパスワードを求められる場合があるので入力

エラーチェック

⑤「ドライブのスキャン」をクリックしてエラーチェックを行う

ドライブのスキャン

エラーチェックの結果、エラーが検出されるとコンピューターの再起動を促すメッセージが出ます。
再起動を行い、スキャンして修復が終了です。

修復方法②:コマンドプロンプトからエラーの修復を行う

コマンドプロンプトよりスキャンして修復する方法もあります。

①スタートキーをクリック
②上部の「アプリ、設定、ドキュメントの検索」にcmdと入力

アプリ、設定、ドキュメントの検索

③コマンドプロンプトが表示されるので「管理者として実行」をクリック

コマンドプロンプトを管理者として実行

chkdsk?e:?/f?/rを入力 (?は半角スペースを入れてください)

chkdsk e: /f /r

※ここのe:とはドライブ名称のあとに付く()内のアルファベットを指します。
例えば下図であれば、e:はUSBドライブのことです。

ドライブの種類

⑤エンターキーを押す
⑥スキャンが始まるのでしばらく待つ

chkdsk実施中

⑦「スキャンが終了しました」のメッセージで終了

スキャンが終了

再起動を行い、スキャンして修復が終了です。

「今すぐドライブをスキャンして修復してください」の原因4点

そもそも「今すぐドライブをスキャンして修復してください」というメッセージが出る原因は何でしょうか?
大きく分けて4つあります。

  • 強制終了したから
  • ウイルスに感染しているから
  • ファイルシステムが壊れているから
  • HDDが故障しているから

1つずつ詳しく解説します。

原因①:強制終了したから

パソコンを強制終了したり、HDDが繋がった状態で安全な取り外しを行わなかったりしませんでしたか?
HDDに書き込み中であったのに強制終了を行うと、ファイルの整合性が取れなくなり「ドライブをスキャンして修復してください」のメッセージが出る場合があるのです。

前述した方法でスキャンして修復したら、今後は強制終了を避けてください。
外付けHDDの場合は、安全な取り外しを行いましょう。

原因②:ウイルスに感染しているから

ウイルスに感染していると、「スキャンして修復してください」のメッセージが出ることがあります。
ウイルスによりデータが破壊され、うまく読み込めないからです。

「ctrl」+「alt」+「delete」を押してタスクマネージャーを起動したとき、見覚えのないプログラムが動いていませんか?
不正サイトへのアクセス・クリックや、ウイルスに感染したメールを開いてしまうことで、ウイルスに感染してしまう場合があります。

パソコンにはセキュリティソフトを入れ、怪しいサイトは開かないなど気を付けましょう。

原因③:ファイルシステムが壊れているから

ファイルシステムが壊れてしまっていることも、スキャンして修復が必要な原因です。
システムが破損することで、HDDを正しく読み取ることができないからです。

スキャンして修復することでエラーが回復することもありますが、回復せずHDDのデータが取り出せなくなってしまった場合は専門業者に相談しましょう。
LIVEDATAでは復旧作業前に、無料で相談とお見積もりを承っています。

明確な費用設定で安心!

原因④:HDDが故障しているから

HDDの故障も原因に挙げられます。
故障したことにより、データがうまく読み取れないからです。

HDDが故障しているのに使い続けた場合、データの復旧が困難になる場合があります。
異音がする・焦げ臭いなど分かりやすいHDDの故障の症状の場合は、無理にバックアップを取ったりスキャンして修復したりしないでください。
データ復旧の専門業者に相談することをおすすめします。

HDDをスキャンして修復してもエラーが出る場合の解決方法2点

HDD(ハードディスク)をスキャンして修復してもエラーが出続ける場合、HDDの故障が考えられます。
解決方法として下記の2点が挙げられます。

  • メーカーに相談
  • データ復旧の専門業者に相談

それぞれの違いを知り、必要な解決方法を選択することが大事です。

解決方法①:データが消えても良いならメーカーに相談

HDDに保存したデータが消えても良いなら、メーカーに相談しましょう。
メーカーの場合は、データ復旧ではなく修理を行うので、データが消えてしまう場合が多いからです。

バックアップを取っていた、必要なデータが入っていない、という状況であれば、メーカーに相談し修理を依頼しましょう。

解決方法②:データの復旧が必要であれば専門業者に相談

HDDに保存しているデータが必要であれば、データ復旧の専門業者に相談しましょう。
データの復旧の可能性が高いのは、データ復旧ソフトやメーカー修理ではなく、あらゆる状況に対応できる専門業者だからです。

LIVEDATAでは、復旧費用に納得いただけるサービスを提供しています。
復旧できなかった場合は、無料で返却いたします。

相談と見積もりは0円

まとめ:HDDをスキャンして修復できない場合は専門業者に相談しましょう

HDDをスキャンして修復する方法は

  • プロパティからエラーチェック
  • コマンドプロンプトからエラーの修復

の2種類です。
これらの方法を試してもエラーが出続ける場合は、HDDの故障が深刻である場合が多いです。

HDDはこまめにバックアップを取っておくことで、最悪の事態を回避できます。
バックアップを取らずにHDDが故障してしまった場合は、データ復旧の専門業者LIVEDATAにご相談ください。
専門家直通で、無料で相談ができます。

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