「MacのHDDのデータが見られなくなった……」
仕事のファイルや家族・友人との写真、大切なデータを保存していたMacからデータが見られなくなったらショックですよね。
データ復旧ができなかったら?と不安になるものです。
ご安心ください。
本記事ではMacのデータ復旧方法として次の4点を紹介しています。
- ごみ箱から復元
- TimeMachineから復元
- 復旧ソフトを使用
- データ復旧サービスを利用
ただし、この方法を試す前に、MacがHDDを認識できているかを確認すべきです。
データが消えたのではなく、HDDが認識できてない可能性もあるからです。
プロのデータ復旧業者LIVEDATAが分かりやすく解説するので、画面を見ながら一緒に操作してください。
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HDDとMacの認識状態は?データ復旧前の確認3点
データ復旧前に、MacがHDDを認識しているかを確認しましょう。
確認方法は下記3つがあります。
- マウント状態の確認
- FirstAidを実行
- fsckコマンドで修復
確認①:マウント状態の確認
データ復旧前の確認項目1つ目が、マウント状態の確認です。
マウントとはMacがHDDを認識している、かつ、利用可能な状態であることです。
マウントされていないとHDDが認識されず、認識されてないが故にデータが消えたように見えるのです。
ディスクユーティリティからマウントの確認をする手順を紹介します。
①「Finder」を開く
②「アプリケーション」から「ユーティリティ」をクリック
③「ディスクユーティリティ」をクリック
④画面左のツリーに該当のHDDが表示されているか確認
⑤該当のHDDの表示が薄ければ「マウント」をクリック
マウントすることでMacがHDDを認識し利用可能な状態になります。
確認②:FirstAidを実行
データ復旧前の確認2つ目は、FirstAidの実行です。
MacがHDDを認識しないとき、FirstAidを実行する方法があります。
エラーでうまく認識していないだけで、HDDを認識すればデータが表示されます。
FirstAidの実行方法は下記の通りです。
①「Finder」を開く
②「アプリケーション」から「ユーティリティ」を選択
③「ディスクユーティリティ」をクリック
④画面左のツリーから該当のHDDを選択
⑤「FirstAid」をクリックし画面に従いFirstAidを実行
これでFirstAidが行われ、エラーを修復しHDDを認識する可能性があります。
確認③:fsckコマンドで修復
データ復旧前の確認3つ目が、fsckコマンドで修復することです。
fsck(ファイルシステムチェック)コマンドには、エラーを修復する機能があります。
MacがHDDを認識していないが故にデータが消えたように見えたとき、エラーを修復することでHDDが認識されデータが確認できます。
fsckコマンドで修復する手順です。
①「Finder」を開く
②「アプリケーション」をクリック
③「ユーティリティ」から「ターミナル」を選択
④「$/sbin/fsck-fy/dev/○○○」と入力しEnterキーを押す
※○○○はディスク名で、ディスクユーティリティにて表示される名前です。
この方法でエラーが修復されHDDが認識される可能性があります。
MacでHDDをデータ復旧する方法4選
MacでHDDのデータ復旧が必要であれば、次の4つを試してください。
- ごみ箱から復元
- TimeMachineから復元
- 復旧ソフトを使用
- データ復旧サービスを利用
復旧方法①:ごみ箱から復元
1つ目のデータ復旧方法は、ごみ箱からの復元です。
データの一部を間違って消した場合、ごみ箱にデータが残っている可能性があります。
ごみ箱からの復元方法は下記の通りです。
1.ごみ箱を選択し起動する
2.復元したいデータを右クリックし「戻す」をクリックする
間違って削除したデータであれば、ごみ箱から復元できます。
復旧方法②:TimeMachineから復元
2つ目のデータ復旧方法は、TimeMachineから復元する方法です。
事前にTimeMachineでバックアップを取得していたのなら、この方法が使えます。
TimeMachineを使ってデータ復旧を行う手順は下記の通りです。
1.アプリケーションフォルダからユーティリティをクリック
2.「移行アシスタント」を開く
3.情報の転送方法を選択し「続ける」をクリック
4.バックアップを選択して「続ける」をクリック
5.転送する情報を選択し、画面に従ってデータ復旧を行う
参考:Apple|バックアップから Mac を復元する
ただし事前にTimeMachineでバックアップを取得していなかった場合は、この方法を試せません。
復旧方法③へお進みください。
復旧方法③:復旧ソフトを使用
3つ目のデータ復旧方法は、復旧ソフトを使用することです。
軽微なエラーでデータが消えたのであれば、データ復旧ソフトが有効です。
ただしデータ復旧ソフトの使用には注意点があります。
- お金を払ってソフトを買っても復旧できるとは言えない
- 物理障害(パーツの故障など)の場合は症状悪化が懸念される
- ソフトが有効とされるエラーは限定される
HDDが故障した原因を素人判断するのは難しいです。
またソフトのインストールや操作で失敗すると、データが消えてしまう可能性もあります。
データ復旧を優先するのであれば、データ復旧業者へ依頼しましょう。
どの業者へ依頼するか迷うなら、LIVEDATAに相談しませんか?
電話またはお問合せフォームより無料相談を承っております。
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復旧方法④:データ復旧サービスを利用
4つ目の復旧方法は、データ復旧サービス・業者を利用することです。
ごみ箱やTimeMachineからの復元ができなかった場合、プロの手を借りるのが一番と言えます。
データ復旧業者へ依頼するメリットは、下記3点です。
- ソフトよりもデータ復旧率が高い
- プロに任せる安心感
- 復旧成功時のみ支払いでOK(完全成果報酬型の場合)
詳しくは、「評判のいいデータ復旧サービスは?悪質業者を避けてプロに相談する方法」の記事にて紹介しています。
LIVEDATAでは無料相談・見積もりが可能です。
見積額を聞いてからキャンセルすることもできますので、まずはご相談ください。
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MacでHDDのデータ復旧が必要になる前にやるべきこと
MacでHDDのデータ復旧が必要になると、不安になるし焦りますよね。
同じ思いをしなくて済むよう、次の3つを日頃から心がけてください。
- オンラインストレージの利用
- バックアップの取得
- Mac周辺の整理整頓
①:オンラインストレージの利用
データ復旧を回避するために、オンラインストレージの利用をおすすめします。
オンラインストレージは通信さえできれば、データの読み書きが可能だからです。
- iCloud
- Dropbox
- Googleドライブ
使い慣れているサービスで構いません。
常にデータをオンラインストレージに保存することで、HDDの故障時も落ち着いた対応ができます。
②:バックアップの取得
データ復旧時に「バックアップがあれば……」そう思った人も多いでしょう。
バックアップの取得で、HDDの故障時も簡単にデータを取り戻せます。
壊れたHDDを修理し、バックアップのデータをコピーするだけでいいからです。
バックアップに使うのはHDDでもSSDでも構いません。
ただしバックアップ用のHDDやSSDにも寿命があることをお忘れなく。
③:Mac周辺の整理整頓
Mac周辺の整理整頓も、データ復旧を回避するためにやるべきことです。
データ復旧が必要になる原因として下記事項が挙げられます。
- 近くに合った飲料がこぼれて水没した
- 埃が多い環境でHDDが通常より早く寿命を迎えた
これらの原因は、Mac周辺を整理整頓することで回避できます。
- 飲料や水槽など水没の原因になるものを近くに置かない
- 埃がたまらないようにこまめに掃除をする
- 掃除をしやすいように書類やコードをまとめる
難しいことではないので、上記を心がけてください。
まとめ:MacでHDDのデータ復旧はLIVEDATAに依頼ください
MacでのHDDデータ復旧方法として次の4つを紹介しました。
- ごみ箱から復元
- TimeMachineから復元
- 復旧ソフトを使用
- データ復旧サービスを利用
ごみ箱やTimeMachineからの復元ができなかった場合、LIVEDATAにご依頼ください。
「見積金額だけ知りたい」「ちょっと相談したい」というご依頼もOKです。
\経験20年以上のエンジニアに復旧作業はお任せ!/