LIVEDATAからのお知らせ
2010.02.12
IODATA製 HDL-GTR RAID5暗号化ボリュームの復旧に成功
IODATA製 HDL-GTRシリーズは、暗号化が可能な製品であり、RAID0,RAID1,RAID5ボリュームをサポートしています。システム上また、セキュリティ上の安全性を高めた結果、故障が発生した場合の復旧が難しく、暗号化RAID5の構成では、復旧できない場合がほとんどでした。
LIVEDATAでは、RAIDシステムのデータ復旧経験を生かし、GTR製品のRAID崩壊を研究し続けた結果、
暗号化されたHDL-GTRシリーズのデータ復旧に成功しました。
※2010年2月12日現在、自社インターネット調べ
LIVEDATAにおけるLANDISK TERA GTR暗号化ボリュームの復旧事例
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■ 対象システム
IODATA LANDISK TERA HDL-GTR1.0
Encrypted RAID5 (暗号化分散パリティ)
内臓HDD Seagate250GB x4
■ データ復旧依頼製品の障害内容
1. ネットワークから共有フォルダにアクセスできない
2. ブラウザから管理者モードにアクセスできない
3. 電源を強制的にシャットダウンした
4. RAID崩壊モードのメロディーが流れる(ピーポーピーポー)
5. フロントLEDがすべて赤色
6. デフォルト!P(192.168.0.200)でアクセスすると、RAID崩壊と表示された
■ データ復旧作業と復旧結果
初期調査の結果、2本は正常、2本はセクター不良が多数発生していることを確認、全ディスクの
イメージを取得後、各ディスクのデータ領域を分析しお客様も把握されていなかった故障順序の
特定に成功しました。良品2本と障害が後から発生したディスクの計3本でRAIDを再構築、追加
で特殊作業を行い、通常モードの起動を確認しました。管理者モードから全データをバックアップ
100%復旧完了しました。
その他技術情報補足
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データ復旧専門LIVEDATAでは、暗号化パリティのRAID崩壊のデータ復旧にも対応していますが、
暗号化キーであるUSBメモリーが必要不可欠です。
USBメモリーは複数作成が可能ですので、大切に保管してください。
LIVEDATAは、独自のデータ復旧技術で復旧業界をリードしています。
データ復旧でお困りの際は、LIVEDATAまでお問い合わせください。