大切な写真や仕事のデータ、OSなど、重要な情報が入ったSSD。
もしSSDが突然壊れてしまったら、大切なデータが失われる可能性があります。
そこで重要となるのが「バックアップ」です。
本記事では、SSDのデータを安全に保管するためのバックアップ方法を6つ厳選してご紹介します。
外付けHDDやSSDへのコピー、クラウドストレージ、OS標準機能を使ったバックアップなど、初心者でも簡単に実践できる方法を丁寧に解説。
あなたに最適なバックアップ方法が見つかります。
SSDのバックアップについて理解すれば、大切なデータを守れます。
ぜひ最後までお読みいただき、あなたに合ったバックアップ方法を開始してください。
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SSDのデータをバックアップする方法6選
SSDのデータをバックアップする方法として、以下の6つが挙げられます。
- 外付けHDDやSSDに保存
- Windowsバックアップの使用
- Time Machineの使用
- NASに保存
- クラウドに保存
- ディスクに保存
それぞれメリットやバックアップ方法が違います。
1つずつ説明するので、ご自身に向いている方法を見つけてください。
方法①：外付けHDDやSSDに保存
大切なデータを別の場所に保管する方法です。
元のSSDが故障しても、別のHDDやSSDにバックアップがあれば安心です。
手軽に実行でき、誰でも簡単に取り組める方法です。
1.外付けHDDまたはSSDをパソコンに接続
2.SSD内でバックアップしたいデータを選択
3.選択したデータを外付けHDDまたはSSDにコピー
外付けHDDやSSDは、データ元SSDとは別の場所での保管をおすすめします。
水濡れや災害などで同時損失のリスクを避けるためです。
方法②：標準機能「Windowsバックアップ」の使用
Windowsに標準搭載されている機能を利用し、データだけでなくシステム全体をバックアップする方法です。
ソフトウェアや外付けHDDの準備が不要なので、今すぐにバックアップを取得できます。
バックアップ先はWindowsのクラウドである、OneDriveです。
1.Windowsボタンをクリック
2.検索バーに「バックアップ」と入力
3.Windowsバックアップをクリック
4.フォルダやアプリの設定をそれぞれ確認
5.バックアップをクリック
参考：Windows バックアップを使用したバックアップと復元｜Microsoft
5GBまでは無料で容量を使用できます。
それ以上の容量が必要であれば、OneDriveに課金する、または他のバックアップ方法をお試しください。
方法③：Mac標準機能「Time Machine」の使用
Macには、システム全体をバックアップする「Time Machine」の機能があります。
標準機能のため、新しくソフトウェアをインストールする必要はありません。
1.外付けSSDをMacに接続
2.メニューバーのアップルアイコンから「システム設定」をクリック
3.「一般」→「Time Machine」を選択
4.外付けSSDをバックアップ先に指定
5.お好みで設定をしバックアップを開始
参考：Time Machine で Mac をバックアップする｜Apple
方法④：NASに保存
初心者には少し難しい方法ですが、NASに保存するバックアップもあります。
NASはネットワークに接続されたハードディスクで、複数のデバイス（パソコン、スマホなど）からアクセスできます。
家庭内や会社内のLANに接続すると、手軽にバックアップ環境を構築できます。
- 複数デバイスのデータをまとめてバックアップ可能
- ケーブル接続が不要
- 自動バックアップ機能を持つ機種が多い
このようなメリットもありますが、環境の構築や機種選定に苦戦する初心者は多くいます。
難しく感じるのであれば、他のバックアップ方法をお試しください。
NASの環境構築でお困りであれば、以下の記事を参考にしてください。
NASがネットワークに表示されない？5つの原因と試すべき9つの方法
方法⑤：クラウドに保存
データをインターネット上のデータ保管サービスに預ける方法です。
以下のようなメリットがあり、活用している人も多くいます。
- 物理的な保管場所が不要
- 複数端末からアクセス可能
- 災害時にもデータが安全
インターネット環境とクラウドストレージサービスのアカウントを準備すればOKです。
ただし無料サービスの容量には上限があります。
容量が足りない場合は、追加料金で増やすと安心です。
方法⑥：ディスクに保存
データをCD、DVD、Blu-rayなどのディスクに書き込む方法もあります。
容量に制限があるため、大量のデータをバックアップするには複数枚のディスクが必要です。
比較的安価にバックアップを取得できる、適切な環境であれば長期保存が可能、などのメリットが挙げられます。
- 直射日光・高温多湿などの環境を避ける
- 書き込み速度が遅いのでバックアップに時間がかかる
- 定期的にディスクの状態を確認する
以上の注意点が挙げられます。
外付けHDDやSSDとの併用で、二重バックアップを取るとより安心です。
データを失いたくない人のためのバックアップポイント
バックアップを取る理由は、データを失いたくないからです。
しかしバックアップを正しい方法で行わなければ、データを失う可能性もあります。
正しいバックアップのポイントとして、以下の3つを説明します。
- バックアップ頻度を決める
- 二重でバックアップを取る
- HDDやSSDは定期的に買い替える
バックアップ頻度を決める
データ損失のリスクを最小限に抑えるために、バックアップ頻度を決めましょう。
頻度が低いとデータが失われた場合に、失われるデータの量が大きくなります。
毎日更新する重要な業務データ：毎日バックアップ
月に一度しか更新しない写真データ：月に一度のバックアップ
このようにSSDデータの更新頻度によって、バックアップ頻度を決めると効率的です。
二重でバックアップを取る
データ消失のリスクを大幅に減らすために、二重バックアップがおすすめです。
バックアップデータ自体が失われる可能性も必要があるからです。
- バックアップ中に落雷が起きデータが損失
- 保存場所で火災や水害などが発生した
- 使用していたHDDが急に故障した
このような状況を想定しましょう。
異なる場所に保存すると安心です。
外付けSSDとクラウドストレージサービス
外付けSSDと光学ディスク（保存場所を分ける）
大切なデータは、異なる場所に二重にバックアップします。
あらゆるデータ損失のリスクに備えられるため、安心してデータを保存できます。
HDDやSSDは定期的に買い替える
バックアップに使う外付けHDDやSSDには、寿命があります。
HDDは物理的な部品を使用しているため、経年劣化や衝撃に弱く、故障しやすい機器です。
SSDも書き込み回数に上限があります。
HDDもSSDも故障するとデータが失われる可能性があります。
HDDから異音がする、あるいはHDDまたはSSDの動作が遅くなってきた、などの兆候は危険です。
またこのような兆候が無くても、急にHDDやSSDが故障するケースもあります。
バックアップ用のHDDやSSDでも、定期的な買い替えでデータ損失を防ぎましょう。
バックアップしていないSSDが壊れたときのデータ復旧方法
SSDは突然故障するケースもあります。
バックアップしていないSSDが壊れたとき、データ復旧方法としてデータ復元ソフト、またはデータ復旧業者の2つの方法が挙げられます。
方法①：データ復元ソフト
手軽に実行できる方法として、データ復元ソフトの利用が挙げられます。
ソフトウェアをインストールし操作するだけです。
ただし、注意点があります。
- 物理的に（パーツや機器が）故障している場合は対応できない
- 物理故障でなくても復旧できないケースがある
- 使用方法を誤るとデータを上書きしてしまう
ソフトウェアを買ったのに、データが復旧できない可能性があります。
重要なデータであれば、次に説明するデータ復旧業者への依頼をおすすめします。
方法②：データ復旧業者
データ復旧のプロに依頼する方法もあります。
高度な技術と知識を持ったデータ復旧業者も多く、自力作業よりも高い復旧率といえます。
先述したデータ復元ソフトでは対応できない故障も、データ復旧業者では作業可能です。
データ復旧業者は、以下のポイントを意識して選ぶと安心です。
- 完全成果報酬型
- 無料の初期診断と見積もり
- 作業スピードの速さ
- 技術力の高さと実績
- セキュリティ対策
詳しくは以下の記事で説明しています。
安心して依頼できる！おすすめのデータ復旧業者7選とよくある質問
もちろんLIVEDATAでもSSDのデータ復旧に対応しています。
相談は無料ですので、気になることや不安なこと、お気軽にお問い合わせください。
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まとめ：SSDのデータバックアップは使い方に合った方法を選んでください！
重要なデータの入ったSSD。
こまめなバックアップで、データ復旧が必要にならないよう備えてください。
2つを組み合わせた二重バックアップだと、より安心できます。
「バックアップを取得する前にSSDが壊れた」
「バックアップ用のHDDやSSDが壊れた」
このような場合は、LIVEDATAにお任せください。
無料でお見積もりしますので、予算と比較してから依頼を決定できますよ。
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