「HDDが水没してしまった!」
パソコン作業しながら飲んでいたコーヒーをかけてしまったり、持ち運び中に雨で濡れてしまったり、うっかりミスは誰にでも起こり得ます。
水没したHDD、復旧させるためにドライヤーで乾かそうと思っていませんか?
実はそれはNG行動なんです。
この記事では、HDDを水没させたときに
- 復旧させるためにやるべき行動
- やってはいけない行動
- 今後のための予防策
を解説します。
データ復旧の専門業者LIVEDATAの元にも水没させたという相談はよく寄せられます。
この記事を読んで、やるべきこととやってはいけないことを知り、データを失わないようにしましょう。
もちろん今すぐ無料相談していただくのもOKです。
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HDDが水没したとき復旧させるためにやるべき行動4ステップ
HDDを水没させてしまったとき、復旧させたいのであれば下記の行動をとってください。
1.表面の汚れを拭く
2.濡れタオルでHDDを包む
3.袋でタオルごと密閉する
4.データ復旧の依頼をする
1ステップずつ詳しく説明します。
ステップ①:表面の汚れを拭く
まず最初に、HDDの表面の汚れを拭いてください。
水で濡らし固く絞ったタオルで、HDDの表面を拭き取りましょう。
表面に付着した不純物が、HDDの内部に入り込んでしまうのを防ぐためです。
このとき隙間からHDD内部にゴミなどが入り込まないように気を付けてください。
拭き取るのが難しそうであれば、無理に行う必要はありません。
可能な限りで良いので、HDDの表面の汚れを拭きましょう。
ステップ②:濡れタオルでHDDを包む
次に濡らしたタオルでHDDを包んでください。
HDDが乾いてしまわないよう、湿気を保つためです。
水没した原因である水分には不純物が含まれています。
- 水道水
- 雨水
- コーヒーやお茶
これらの液体が乾いてしまうと、HDD内部の機器を腐食させる恐れがあります。
そのため綺麗なタオルや布を水道水で濡らし強く絞ってHDDを包み、乾燥から守りましょう。
ステップ③:袋でタオルごと密閉する
次にチャック付き袋などで、濡れタオルで包まれたHDDを密閉してください。
HDDが乾燥しないようにステップ②にて濡れタオルで包みました。
そのタオルや布が乾いてしまわないようにするためです。
チャック付きの袋が望ましいですが、無ければ袋を輪ゴムで止め密閉に近い状態にしてください。
ステップ④:データ復旧の依頼をする
最後にデータ復旧の依頼をします。
HDDが水濡れ・水没した場合は、自力で復旧することが困難だからです。
ステップ②と③でHDDが乾かないように処理をしています。
復旧の依頼もできるだけ早く、乾いてしまう前に行う必要があります。
HDDのデータ復旧はLIVEDATAにお任せください。
ここまでのステップでの不明点も一緒に解決いたします。
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HDDが水没しデータ復旧させたいなら専門業者に依頼する
HDDが水没した場合、データを復旧させたいなら専門業者に依頼するのが一番です。
水没の場合はHDDの電源を入れることはNGのため、自力でソフトを使って復旧することはできません。
またメーカー修理に出すこともできません。
メーカー修理とデータ復旧専門業者の違いと、データ復旧専門業者の選び方をそれぞれ解説します。
メーカー修理とデータ復旧専門業者の違い
メーカー修理とデータ復旧専門業者は、目的に違いがあります。
- メーカー修理の目的:HDDを使える状態に修理する
- データ復旧専門業者の目的:壊れたHDDからデータを復旧させる
メーカー修理の場合、HDDを使える状態に修理するため、フォーマットをすることがほとんどです。
このフォーマットというのは初期化のことで、HDDのデータがすべて消えてしまうことを指します。
一方、データ復旧専門業者は、データの復旧が目的です。
そのため壊れたHDDからデータを取り出したい・復旧させたい場合は、データ復旧専門業者を選ぶ必要があります。
データ復旧専門業者の選び方
データ復旧専門業者を選ぶポイントは下記3点です。
- 作業時間がスピード感のある業者を選ぶ
- 無料で見積もりと初期診断を行ってくれる業者を選ぶ
- 復旧できなかった場合無料で返却する業者を選ぶ
詳しくは専門業者の選び方とコツにて説明しています。
もちろんLIVEDATAもこの選ぶポイントに当てはまるデータ復旧専門業者です。
まずは無料で初期診断・お見積もりいたしますので、ご連絡ください。
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HDDが水没したときに復旧させようとやってはいけないNG行動4選
HDDが水没したときに復旧させようと下記のことを行う方もいます。
- 電源を入れる
- HDDを分解する
- 水洗いする
- ドライヤーで乾燥させる
これらの方法で復旧した、なんて声を聞いたことがある人もいらっしゃるでしょう。
しかし、HDDに詳しいエンジニアとして、これらの4つはNG行動だと言えます。
NGな理由を説明します。
NG①:電源を入れる
水没したHDDの電源を入れるのはNGです。
HDD内の基盤に水分や不純物が付着した状態で通電すると、ショートや感電・火災の危険性があります。
たとえショートや感電・火災が起きなかったとしても、HDDの状態は悪化する一方です。
データ復旧の確率も下がるので、水没したHDDの電源は入れないようにしましょう。
NG②:HDDを分解する
水没したHDDを復旧させようと分解してはいけません。
HDDは小さな埃やゴミが付着するだけで、壊れることがあります。
電源を入れる場合と同じく、HDDの分解もまた状態を悪化させてしまうだけなのです。
NG③:水洗いする
HDDが水没したとき、復旧させようと水洗いするのはNGです。
とくに食べ物のスープや汁で水没させてしまったときに「中の不純物を洗わないといけない」と思い、水で洗ってはいけません。
水にも不純物が含まれているからです。
水没範囲が広がる原因にもなるので、水没したHDDを水洗いしないでください。
NG④:ドライヤーで乾燥させる
HDDが水没して復旧のために乾燥させようと、ドライヤーを使ってはいけません。
復旧させたいのであれば、HDDは乾燥させず湿気を保たせる必要があります。
ドライヤーだけでなく
- 自然乾燥
- 扇風機で乾燥
- 日光での乾燥
すべてNGです。
復旧させたいのであれば乾燥させるのではなく、湿気を保たせるようにしましょう。
HDD水没の予防策3選
今後、HDDが水没しないように予防も必要です。
- コーヒーなどの飲み物は別のテーブルに置く
- 水源付近にPCや周辺機器を置かない
- 日頃からバックアップを取る
この3つが予防策として挙げられます。
予防策①:コーヒーなどの飲み物は別のテーブルに置く
パソコン作業をしながらコーヒーやお茶を飲むのであれば、別のテーブルに置くようにしましょう。
テーブルの飲み物をうっかり倒してしまってHDDを水没させた、という話は珍しくありません。
どうしても飲み物を置きたいのであればペットボトルや水筒のように蓋つきの物を使用するのもOKです。
温かいコーヒーをマグカップで飲むのは、ブレイクタイムのみと決めてもいいですね。
予防策②:水源付近にPCや周辺機器を置かない
水槽の近くやクーラーの下など、水源の近くにPCや周辺機器を置かないようにしましょう。
うっかりミスでなく、突発的な事故で水没させるリスクを減らすためです。
- 地震で水槽の水がこぼれてしまった
- エアコンから水が滴ってきた
- 水道管から水が漏れてきた
このような事故は起きることは少ないですが、近くにPCやHDDがあった場合は水没する可能性が高いです。
水源付近にはPCやHDD含む周辺機器を置かないようにしましょう。
予防策③:日頃からバックアップを取る
HDDを水没させて「データが復旧できない」とならないよう、日頃からバックアップを取るのも予防の1つです。
これは水没のリスクだけでなく、他が要因の故障に関しても、バックアップが予防策になります。
HDDの故障は起きてしまってからでは遅いです。
日頃からバックアップを取る習慣をつけてください。
まとめ:HDDが水没したらデータ復旧サービスを使ってください
HDDが水没したときの復旧ステップとして下記手順を紹介しました。
1.表面の汚れを拭く
2.濡れタオルでHDDを包む
3.袋でタオルごと密閉する
4.データ復旧の依頼をする
HDDが乾いてしまう前に湿気を保ったまま、データ復旧の依頼を業者にすることが大事です。
「たくさんお金がかかりそう」「本当に復旧するか不安だ」など迷う気持ちもあるでしょう。
LIVEDATAでは無料で相談を承っております。
まずはHDDの乾燥を防止し、その後下記からご相談ください。
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