人間と同じ、データを保管するためのメンテナンス
デジタルデータは、誤操作や記録メディアの障害によって、一瞬で消失します。重要なデータを失わないためにも、日ごろの管理とメンテナンスが必要です。保存媒体のハードウェア、保存する方法のソフトウェアの観点からご案内致します。
デスクトップパソコンや外付けHDDなど、物理的に別のドライブを準備して、重要なデータのみを保管またはバックアップできれば、ハードディスクの機械的な損傷にも対応できます。ただし、ノートパソコンの様なディスクが追加できない場合は、パーティションを分割して利用することで、起動できない場合、パーティション情報が損傷した場合も、お客様がデータを復旧できる可能性があります。
データの保存、削除等を繰り返すことにより、データは分散されるため、読み込みに時間がかかるようになります。デフラグはデータ領域を並び替えることでデータを集めてアクセスを早くしますが、ディスクに対しての負荷もかかるためバックアップ取得後、適度に行うようにしてください。
★注意ポイント! |
デフラグのかけすぎは、ディスクの劣化につながります。また、以前削除したデータを復旧したい場合も、デフラグを実施するとデータコードが変更されてしまうため、復旧できなくなります。
パーティション情報のプロパティから、ハードディスクやファイルシステムにエラーがあるかを確認することができます。定期的な検査により、安全で安定した状態を維持することができます。ここでは、Windows7を例にドライブのエラーをチェックしてみましょう。
※以下に説明する方法は、システムやバージョンにより異なります。作業によって生じたデータの消失、機械・メディア等の破損に対してLIVEDATAは一切の責任を負いません。
1 コンピュータ - 管理(G) を管理者で実行します。
2 ディスクの管理を選択します。
3 該当ボリュームのプロパティを開きます。
4 ツールタブからエラーチェックをクリックします。
5 必要な項目にチェックを入れて実行します。
6 スキャンが完了したら終了です。